【News】ダバオ市、34億ペソ超の投資実績・国内外投資家誘致へ優遇制度を更に強化

ダバオ不動産

ダバオ市投資促進センター(以下DCIPC)は、国内外からの投資誘致をさらに強化するため、プロモーション活動に一層力を入れている。

2024年には実際に総額34億ペソを超える投資が行われたことを受け、DCIPCはダバオ市への投資をより迅速かつ魅力的にするべく、既存の「投資家優遇条例」の改正に着手した。

これに関連し、ダバオ市議会(第21期)は2025年7月の第1読会において、同条例の改正案を承認した。

今回の改正は、持続可能な開発の優先課題と市の投資政策との整合を図るとともに、制度の実効性と柔軟性を高めることを目的としている。

現在、投資家は現行の優遇制度に基づき、さまざまな財政的および非財政的な優遇措置を利用できる。

財政的優遇措置には、事業税の3年間免除、固定資産税の2年間免除、市長許可や手数料、各種ライセンス料の3年間免除が含まれる。さらに、カリナン、パキバト、マリログ、バギオなどの優先地区に投資を行う場合は、それぞれの免除期間が5年間に延長される。

一方、非財政的優遇措置には、DCIPCが提供する事業情報のデータベース、投資相談、企業間のマッチング支援などの各種プログラムやサービスが含まれている。

また、DCIPCは各種地方許認可の手続き支援に加え、現地視察の調整や、市が定める区域指定条例に基づく最適な立地選定のサポートも行っている。

DCIPCの暫定責任者クリスチャン・カンバヤ氏はインタビューで、「私たちDCIPCは、投資家の皆さまがこの街で着実に事業を成功させられるよう、あらゆる段階で真摯に支援してまいります。行政手続きの簡素化と、それぞれの目的やご要望に応じたきめ細やかな対応を通じて、ダバオ市をフィリピン有数の投資拠点として、誇りを持てる都市に育てていきたいと考えています」と語った。

さらに、「ダバオ市は単に企業誘致に積極的な都市であるだけでなく、将来を見据えた体制が整っています。本市の主要な投資分野は、包摂的で持続可能な発展、そして技術革新を軸とした成長への強い意志を反映しています。不動産、農業関連事業、再生可能エネルギー、ITを活用した各種サービスなど、どの分野であっても、ダバオには皆さまが活躍できる環境と大きな可能性が広がっています」と述べた。

投資に関心のある方は、DCIPCまでメール(dcipc@davaocity.gov.ph)または電話(082-285-5750)でお問い合わせください。立地の空き状況、物流拠点、投資優遇制度などの詳細をご案内いたします。

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