【News】ダバオ市の不動産業界、住宅投資やビジネスの拠点としての成長を実感

マニラ
マニラ

ダバオ市の不動産業界は、より多くのビルや居住地、企業、そして良質なインフラが至る所に建設され、より競争力を高めている。

不動産調査・コンサルティング会社のColliers Philippinesはプレスリリースで、「国家がダバオ市内で重要なインフラプロジェクトを立ち上げており、完成すれば、住宅投資の拠点としてのダバオの魅力はさらに高まるだろう」と述べている。

ダバオ市は、不動産業界の特に住宅部門において、投資やビジネスに方向性が傾きつつあることから、成長を実感している。Colliersはデベロッパーに対し、ダバオで住宅、オフィス、商業施設などを統合したコミュニティの実現可能性を評価することを推奨しているという。

Colliersは、年間平均3,400戸のマンションが完成すると見ており、昨年は1,529戸のマンションが引き渡されたとも予測している。「2022年から26年にかけて、Colliersは年間3,030戸の完成を予測しており、大部分はポブラシオン、ブハンギン、ラナン、タロモ地区に集中する」とのことだ。

「ミンダナオ鉄道やダバオ市バイパス道路といった大口のインフラプロジェクトの完成も、同地域の複合用途開発の需要を後押しするはずだ」と同企業は語り、現在ダバオはアウトソーシングのハブとしての競争力と地方の経済成長を支えていることから、住宅プロジェクトでも魅力を維持することが期待されている。

国内デベロッパーの存在により、ビサヤ・ミンダナオ域内の不動産投資先として、ダバオの魅力はさらに強固なものとなっている。「ダバオが成長・規律・豊富な土地量を誇り、投資家にとってはビジネスチャンスを感じる土地になっている」とAccredited Real Estate Salespersons of the PhilippineのGilbert Monecillo会長は語る。

ダバオ市は着々と経済的に成長し、ミンダナオ島の中心として発展している。さらに発展の余地もまだまだ大きく、イノベーションやクリエイティブが重視される分野や食品加工など、現在の利をさらに活かす分野での成長が見込まれている。ヒト・モノが着実に増え、次はカネが集まる流れが来ている。上記のようなダバオの不動産業界の成長の実現に期待が高まる。

【News】第2回ミンダナオ開発フォーラムが開催、労働力の再編成と規模拡大が重要視される

【News】再来月に控えたダバオ投資会議2023、今年のテーマは「未来への投資」

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社