
ダバオ市議会議員のピラール・ブラガ氏は、2025年のダトゥ・バゴ賞の受賞者5名が決定したことを、2025年3月4日に市議会で発表した。
ダトゥ・バゴ賞は、フィリピン・ダバオ市における最高の栄誉の一つで、市の発展や地域社会への顕著な貢献をした個人に授与される賞である。
1970年に設立され、市民の模範となる人物を称えることを目的としている。受賞者は、教育、芸術、ビジネス、社会貢献などさまざまな分野で卓越した功績を残した人物であり、彼らの活動がダバオ市の文化や発展に大きく貢献していると認められる。
授賞式は毎年、ダバオ市の創立記念行事「アラウ・ング・ダバオ(Araw ng Dabaw)」の一環として開催される。
教育・科学技術・芸術・文化委員会の委員長を務めているブラガ氏は今年のダトゥ・バゴ賞受賞者を明らかにした。
2025年のダトゥ・バゴ賞を受賞する5名は以下の通りである。
– ルイス・アルフォンソ・イバニェス・アボイティス(故人)
イノベーション分野において、ダバオ・ライト・アンド・パワー社(Davao Light and Power Co.)での企業の社会的責任(CSR)活動の先駆者としての功績が評価された。
– ペルラ・ピチョン・クワン
教育分野において、プレシャス・インターナショナル・スクールの創設者として学術的卓越性を推進した功績が評価された。
– マリア・アントワネット・チウキンホイ・パミントゥアン
創造芸術分野において、ダバオ市のデザイン業界を国際的な舞台へと押し上げ、地元アーティストを支援した功績が評価された。
– プロタシオ・タン・タカンドン
ビジネス・金融分野において、企業の健全な経営と財務の透明性を維持した功績が評価された。
– ホセフィーナ・カリエド・ティオンコ
視覚芸術分野において、ダバウェニョ・アーティスト・フェデレーション・インク(DAFI)を通じて地元アーティストの育成に貢献した功績が評価された。
2025年のダトゥ・バゴ賞授賞式は、3月7日にロイヤル・マンダヤ・ホテルで開催される予定である。1999年から2024年までの間に、約84名がこの賞を受賞している。