フィリピンイーグル財団(以下PEF)は、2024年3月に「未来のための植樹」キャンペーンを開始して以来、300万本の木のうち約1,000本が植林されたと発表した。
「現在キャンペーンの中で植林がなされたのは、おおよそ1,000本だが、現在は企業をターゲットにしています。なぜなら、私たちに連絡してきて、一つ区画全体の植林に貢献したいという企業もあるからです。また、まだまだ木は必要で、地域社会、一般の人、民間の協力が本当に必要だ」と、PEFの森林再生マーケティング担当官ハロルド・キム・マンラ氏は、述べた。 財団による「未来のための植樹」キャンペーンは、絶滅の危機に瀕しているフィリピンイーグルの保護を主な目的とした支援活動の一環として、2024年3月に開始された。 他の植樹活動とは異なり、「未来のための植樹」キャンペーンでは、寄付者が自分の木を追跡システムを通じて監視できるサービスを提供している。
このキャンペーンの目標は、フィリピンイーグルの巣作りの場所となる約1,200ヘクタールの土地を再森林化することである。 マンラ氏は、野生にはたった392ペアのフィリピンイーグルがいるだけであり、ペアが巣を作り卵を産むためには、平均して7,000ヘクタールの森林が必要であると指摘した。フィリピンに残っている森林は野生のイーグルペアを収容できるほどではなく、財団の取り組みは苦戦しているという。
また、ミンダナオはフィリピンイーグルのホットスポットの一つであり、この地域にはまだかなりの森林が残っているため守っていかなければならない。 300万本の木は、ダバオ市、アラカン、ブキドノン、サンフェルナンド、マレイバレイ、ダバオデルスルのサンタクルーズ、コタバトのマキララの先祖伝来の土地に植えられる。また、財団が支援している先住民コミュニティには、バゴボ・タガバワ、バゴボ・クラタ、オブ・マヌブ、イタ、およびフィリピンイーグルの巣作り場所の近くに住むその他のコミュニティが含まるという。 木の植林には約P250がかかる。興味のある人はPayPal、GCash、またはGlobeOneアプリを使用できる。特定の種類の木を養子縁組したい、または特定の地域に植えたい場合は、メッセージを残すこともできる。
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