7月6日、ダバオ市警察署(以下DCPO)は、コロネル・リト・パタイを第18代署長に任命した。 二か月前に、コロネル・リチャード・バン・アン氏が麻薬戦争関連で停職となったこと受けて、後任としてパタイ氏が新たなダバオ市警察署長に選ばれたのだ。
パタイ氏は、2019年にラプラプ市で、フィリピン海外ゲーミング操作に関与する181人の中国人を逮捕する重要な襲撃世苦戦で重要な役割を果たしたことで知られている。1996年にフィリピン国家警察アカデミーを卒業しており、現在は、ダバオ地方警察局(以下PRO-Davao)の作戦責任者として勤務している。それ以前にもタグム市警察署長、ドゥテルテ政権下のケソン市警察区司令官、セントラルビサヤ地方警察検査フループの署長など、これまで多くの経験を積んできた。
今後パタイ氏は、20の警察署に所属する、2437人の職員を率いることが期待されている。 2か月前に、ダバオ市警察署の35人の職人が違法薬物撲滅作戦中に7人が死亡した事件に関連して解任されたことを受けて今回署長が新しく任命された。当時は、署長や大佐クラスの人材が一気に解任されることによる混乱が予想されていたが、ひとまず署長が2か月の間に決定されたことは安心である。
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