【News】南フィリピン医療センター、気温上昇により呼吸器関連疾患が増加することを予測

SPMC

南フィリピン医療センター(以下SPMC)の職員は、気温の上昇により呼吸器関連の病気が増加すると予想している。

SPMC小児科再興感染症クラスター責任者であるデルタ・S・アギラール医師は、増加する呼吸器関連疾患に備えて、病院はいくつかの対策を実施すると述べた。 アギラール氏は、呼吸器関連疾患に関する教育キャンペーンを強化し、ダバオ市民にワクチン接種の更新を勧めている。またダバオ市民、特に子供たちには、水をたくさん飲むこと、十分な睡眠をとることを推奨した。

SPMCはトレーニングの一環として、各バランガイの保健センターに小児科医を派遣している。派遣された小児科医が一軒一軒を回って、子供たちの相談に応じる。保健センターには、バランガイの保健員だけでなく、相談にのってくれる医師も配置されており、ワクチン接種をしていない人も最寄りの保険センターへ行けば対応してくれるそうだ。

地域に頼れる人がいることは子供や親、持病を持つ人など、多くの市民の心の支えになるだろう。

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