ダバオ市獣医事務所(以下CVO)は、狂犬病啓発月間の一環として、小中学生を対象に情報普及キャンペーン(以下IEC)を再開する予定だ。
CVOの代行であるマリア・コラソン・B・セプルヴェダ医師は、動物に噛まれる可能性が最も高いのは子供であり、学校でIECを実施する許可を得るために、ダバオ地方の教育省と今後協力する予定だと述べた。 狂犬病啓発月間のテーマは、狂犬病から解放された猫と犬、フィリピンの家族の安全であり、セプルヴェダ医師は、犬と猫をワクチン接種および登録する重要性を飼い主に教えることもキャンペーンの一つとしている。
CVOにはペットの無料狂犬病ワクチン接種を提供する10の地区支所があり、月曜日から金曜日の午前8時から午後5時まで営業している。IECと無料の狂犬病ワクチンプログラム以外にも、狂犬病と戦うための取り組みの一環として、猫と犬の無料去勢も提供している。昨年CVOは合計145,816匹のペットにワクチンを接種し、2,103匹の犬と1,828匹の猫を去勢した。
無料去勢活動のスケジュールは、CVOの公式Facebookページで確認できる。
野良犬や野良猫が多いフィリピンにおいて狂犬病の恐ろしさや対処方法をすべての世代で共有することが非常に重要であり、また、無料で提供されるワクチンや去勢についての情報を多くの市民に知らせることが必要になってくるだろう。
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