サマル島イガコス市の市長アル・デイビッド・ウィ氏は、2024年6月30日までに海底ケーブルが安定した電力供給をできるよう、北部ダバオ電気協同組合(以下Nordeco)に強く求めた。
ウィ市長は6月30日になっても島の電力状況が改善されない場合は、ただ我慢するしかないと懸念を示している。 この発表の前にウィ市長は島の電力危機について謎めいたメッセージを投稿しており、これが住民や企業に大きな影響を与えている。 イガコス市政府は、他の市の役人や関係者とともに、現況に対する対応を求めて集会を開いた。同集会に参加したダバオデルノルテ州知事のエドウィン・ジュバヒブ氏は、大統領や議会に訴えを聞くよう促した。前大統領の補佐官であったセネター氏は、住民が苦しんでいるにもかかわらず、未だに解決されていない島の電力状況に対して、Nordecoを批判した。
イガコス市は、断続的な停電が続いているため、2025年の前半まで非常事態宣言が出されている。 電力供給が安定しないことは住民を悩ませているに違いない。発表された期限までに海底ケーブルが完全に作動するようになり、住民が快適に過ごせるようになることを願う。
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