セバスチャン・ドゥテルテ市長は、父であるロドリゴ・ドゥテルテ前大統領に倣い、麻薬使用者や売人に対して宣戦布告し、直ちに市から出て行くよう警告した。また、セバスチャン・ドゥテルテ市長は麻薬関連事件の増加やそれぞれのコミュニティにおける違法薬物の拡散について多くの苦情を受けていることについても述べた。
ドゥテルテ市長は、次期ダバオ市警本部長リチャード・バドアン大佐に対し、情報収集と麻薬撲滅活動を強化し、地域社会から犯罪者を一掃する必要性を強調した。また、バランガイ・キャプテンに対し、地域社会を組織し、麻薬との闘いにおいて警察を支援するよう促した。
「私たちは国境を閉鎖することはできない。自分たちの主権国家を持たない限り、そう簡単には締め付けられない」と付け加えた。最後に通告の期限を尋ねられると、彼は記者団に「明日荷物をまとめて出て行け」と答えた。
バドアン大佐は、大手の供給業者や密輸業者をターゲットに、供給を阻止していると強調した。 検問の強化とは別に、バランガイのリーダーや諜報部員と協力し、犯人を特定し逮捕する努力を続けている。また、すべての活動は法律の範囲内で行われることを保証しているため、ドゥテルテ前大統領の時のような取り締まりは行われないことが予想されるが、いずれも徹底した対策は続くだろう。
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