ダバオ市の29の主要教会では、12月16日から24日までの9日間、伝統的なシンバン・ガビ(Simbang Gabi)のために、ダバオ市警察(DCPO)がより厳しいパトロールと警備を実施すると発表した。シンバン・ガビとは、「夜明けのミサ」とも呼ばれ、クリスマス前の9日間連続して出席するミサのことである。
一方、ダバオ市公安セキュリティ局(PSSO)のアンヘル・スマガイサイ局長は、他の治安・法執行機関、特にタスクフォース・ダバオと協力し、礼拝所でのフリスク検査を含む “一入口一出口 “ポリシーの実施にすでに取り組んでいると述べた。
警備の強化には、12月2日にミンダナオ州立大学マラウィ校(MSU-Marawi)のディマポロ体育館で発生し、少なくとも4人が死亡、省庁関係者を含む50人以上が負傷したテロ事件にも関連している。
DCPOは、いかなる罰則や違反を避けるためにも、定められた方針を遵守する必要性を強調した。さらに人々がルールと方針に耳を傾ければ必ず全ての人に安全がもたらされることは保証すると加えた。
DCPOはまた、ダバオ市の各警察署の全警察当局が、特にパスコ・フィエスタ2023のために、交通量の多い地域の治安部隊を増強することを確認した。安全にホリデーシーズンが迎えられるよう全員が最善を尽くすべきである。
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