保健省ダバオ市事務(以下CHO)は、ダバオ市教育長に対し、生徒の間でウイルス性疾患が増加していることを考慮し、公立学校でのフェイスマスクの使用を指導するよう勧告した。最近複数の学校や小児科医から、多くの生徒が咳や風邪といったインフルエンザのような症状を訴えているという報告を受けて出されたものだ。
これを受け、生徒の安全を確保するため、一時的にオンライン授業に移行した学校もある。しかし、マスク着用は強制ではなく、あくまで自主的に過ぎない。CHOは呼吸器系疾患の蔓延を抑えるために、適切な手指衛生と呼吸エチケットの重要性を生徒に喚起するよう要請している 。
ダバオ市はインフルエンザ疾患患者18,656人が報告され、大きな打撃を受ける。そのため、生徒のみならず、一般市民に対しても定期的な手洗い、徹底した消毒、公共の場でのフェイスマスクの使用など、最低限の健康プロトコルに熱心に従うよう注意喚起をしている。
クリスマスも本格的に盛り上がる時期が近づく現在、インフルエンザの蔓延は避けたいところである。学校や一般市民への呼びかけを強化し、市全体で感染を防ぐことが求められる。