【特集】ダバオの最先端に迫る!ダバオICON2023の産業ツアーに参加してみたら想像以上に楽しかった

Industry Tour

皆さんこんにちは!ダバオッチのミズキです。7月17日から19日まで3日間に渡って開催されたDavao ICON(ダバオ投資会議)2023。その3日目には、ダバオ市の産業について実際に現場に行ってお話を聞いてくる、Industry Tour(以下産業ツアー)が行われました。

筆者もツアーに参加して、ダバオのことをさらに深く学んできました。今回はそのツアーの様子をご紹介! 早起きして行ってきた甲斐のある、面白いツアーだったので、ぜひ最後までお楽しみください。

6:00 集合

集合場所はダバオ市のショッピングモールSM Lanang Premierの裏の駐車場。6時集合ということで、皆さん眠い目を擦りながら集合しました。受付が済んだら、順次バスに乗り込んでいきます。

7:20 出発

受付から約1時間半、出発予定時刻からは50分が経過し、やっと出発。この間点呼は3回くらい行われました。もうええて、と思いつつ、他にすることもないのでバスのハイテクさと冷房の寒さについて考えをめぐらせつつおしゃべり。

遅れた原因は護衛の警察官が来ていなかったからだということが判明した10分後くらいに警察が到着し、いよいよバスが出ました。

ツアーに護衛がつくことってあるんだ、と新鮮に驚いている間も、当初と予定を変更してバスは進んでいきます。

7:35 ダバオ市沿岸道路

最近開通したばかりのダバオ市沿岸道路セグメントAを通ってバスはびゅんびゅん進みます。車種の規制がかかっており、交通渋滞の緩和に効果が出ているようです。歩道や自転車用のレーンもあり、運動している人の姿も多くみられました。なんというQOLの高そうな道でしょうか。

よーく目を凝らすと、丸をつけたあたりに薄らぼんやり白い建物が見えるのですが、これはこの日の目的地の1つでした。

8:00 Bioskin(バイオスキン)到着

最初の目的地はBioskin、ダバオを拠点とし、スキンケア用品をメインに生産している会社です。ロゴがすでにおしゃれで期待が高まります。

中に入ると、まずはBioskinについてのお話を聞きます。Bioskinがダバオを拠点に選んだのは、商品に欠かせない「水」に関して、ダバオは質の良い水が豊富にあるから、というのが印象的でした。確かに、ドリンクのメーカーもダバオに大きな工場があるので、納得の理由ですよね。

お話が終わると、しばしの歓談タイム。おやつ(ミリエンダ)にヴィーガンバーガーとチョコブラウニーを用意していただいていました! さらにコーヒーは自社製品。さらにさらに、参加者一人一人に対して豪華なプレゼントまでありました。なんという手厚さ……!

ミリエンダに一区切りつくと、次は3つのグループに分かれて工場見学へ。筆者は最後のグループだったので、最初の方はのんびりブラウニーを食べて待っていました。

工場に入る前のお部屋には、商品がずらり。自社工場があることで、高品質の商品を、他社何分の1という価格で売ることができるのだそう。スキンケアは化粧水、美容液、クリームのセットがいくつかと、さまざまな美容液が展開されていました。ボディケアのラインや日焼け止めなんかもあり、筆者はもとより、一緒に参加した方のテンションも爆上がり。

ちなみに製造ラインは撮影不可ということで、お見せすることができません(泣)。しかしなんと、最後のラベリングの工程で見たままのものが、プレゼントの中に……!

洗顔石けん、化粧水、美容液、クリームのセット。そして完全植物由来の、クリームコーヒー。こんな素敵なものを貰ってしまっていいんですか!? 嬉しすぎる……貰ったその日から使っています。

ダバオ市内のSM City Davao内に店舗があるそうなので、気になる方はぜひ! 最近流行りのレチノールはないとのことでしたが、高濃度のビタミンC配合の美容液がありました。美白に力を入れたい方は買って損はないでしょう。

9:00 Bioskin出発&9:10 TSI到着

Bioskinの隣にあると言っても過言ではない近さのTSI。正式名称をTherma South, Inc.(サーマ・サウス)といい、電力大手のAboitiz(アボイティス)の子会社です。バスから降り、スライドや映像でTSIについての説明をしてもらいます。

Aboitizはかなり様々な方法での発電を使い分けているようで、この図にあるだけでも8種類の発電方法があるようでした。中でも大きな比重を占めるのが火力と水力。TSIでは、計300MWにものぼる大量の電力を、ダバオ市とダバオデルスル州サンタクルスに跨る広大な発電所から供給しているとのことでした。

また、サマル島での電力不足に関する質問には、「電力は、発電、送電、配電の3つの過程を経て使用に至るが、これに関しては送電と配電の問題。TSIでは十分な電力量を発電している」とのこと。

しかも、将来需要が増大し、供給が追いつかなくなった場合は、現在の2つのプラントからさらに3つ目、4つ目まで増やすことができるのだとか。あとは送配電の問題かもしれません。とはいえ現時点でもこちらの方が厄介な問題になっているようですが……。まあそれはそれとして。

最初に通った沿岸道路でうっすら見えていたのはこの「Coal Dome」。石炭ドームというだけあり、石炭の貯蔵施設です。先ほどの写真に写っていた巨大な滑り台みたいなもの(Coal Crasher)の中でコーヒー豆サイズに砕かれた石炭を、燃焼による粉塵汚染が起こらないよう保存しています。写真だと伝わりにくいのですが、大規模なコンサートができそうな規模感でした。

10:30 TSI出発

TSIに別れを告げ、バスは元の道を戻ります。その間にもバスの中では次なる目的地の紹介ムービーが。20分ほど沿岸道路を道なりに走ると、住宅街になるであろう区画に出ました。

10:50 Davao Global Township到着

先ほどの発電所同様、バスに乗ったまま解説を聞くスタイルで進行していきます。筆者は途中まで「いつになったら着くんだろう」などと呑気なことを考えていました。このDavao Global Townshipはまだ区画を整備している段階で、建物がほとんどなかったため、側から見たらただの綺麗な道路の区画なのです。

ここはSM City Davaoにほど近く、大きな道路に出やすい好立地。ここに家を建てられたらめちゃくちゃ便利だろうなあと思います。しかしビジネス用だそうで、現在のビジネスの中心に対抗するような、言うなれば新都心的な感じなのかなあと想像します。

ちなみに週末市場は営業しているようでした。

11:00 Davao Global Township出発

先ほどと同様、紹介ムービーを見ながら、半分眠りながらバスに揺られること15分。JICAのロゴなどが描かれた何かしらの施設が見えてきました。

11:15 Davao Subwey Tunnel(ダバオ市バイパストンネル)到着

こちらではダバオ市バイパス道路プロジェクトについての説明や、このトンネルについての説明を聞いたり、トンネルの写真を撮ったりしました。日本が協力しているため、日本のトンネル同様の、高水準の規格を満たしたものになるそう。トンネルが完成すると、これまで迂回ルートでかなりの時間、通り抜けるのに必要だったものが僅か3分程度短縮でき、かなり便利になります。

当初は2019年の完成が予定されていましたが、コロナなどで延びに延び、現在は2028年の完成予定です。無事2028年に完成することを祈るばかりです。

ところでこちらの写真はフィリピン公共事業道路省(DPWH)のホームページから引用したもの。現地で撮った写真は企業秘密ということでお見せできません(泣)。完成した暁にはぜひ実際に足を運んでみたいですね。

11:55 Davao Subway Tunnel出発

本当に写真がなかったので、トンネルについての説明中にいただいた肉まんの写真で勘弁してください。行く先々で何かしらの食べ物や飲み物をいただけるのは、フィリピンの嬉しい文化ですね。ちなみに帰りの記憶は飛びました。

12:15 SM Lanang Premier到着&12:25 昼食!

そして最後はSM Lanang Premier3階のSMXコンベンションズでお昼! チャプチェやフィッシュフライ、ポメロのサラダなど、普段はあまり食べないけど絶対に美味しいものが並んでいました。朝早起きした甲斐があるというものです。しっかり完食して、これにてツアーは終了! ……この後隣のお部屋の展示会でBioskinのブースに行き、さらにお土産をいただいてしまいました(歓喜)。

まとめ

普段意識しなくても生活できてしまうからこそ、ダバオの産業をあらためて学ぶと、新しい発見がたくさんありました。特に今回のツアーではダバオの先進的な面を中心に回りました。今日の様子だけを切り取って知り合いに見せたら、フィリピンだとは思わないだろうな、というエリアが着々と広がっているのを目の当たりにしました。

フィリピンという国、ダバオという都市についての知識や感覚を常にアップデートする必要を感じたツアーでした。一方で日本の方が便利ということがあっても、むしろ日本より進んでいる面も多くあるのだと思います。「楽しい」以外の理由を旅に求める方には、今のダバオはぴったりの街ではないでしょうか。

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