【News】ダバオ市トリル地区でトライシクル運転手が強盗、その後警官により射殺される

トライシクル写真

2023年6月3日夜、女子大生に強盗を行ったとされるトライシクル運転手が、その場で警察との銃撃戦の上、射殺された。ダバオ市警察のCatherine dela Rey少佐によると、Mark Pabellon容疑者(29)は、同日午後9時45分頃、ダバオ市トリル地区バランガイ(最小行政区)バトでの銃撃戦の末、銃弾に倒れたという。

同氏によると、トリル地区バランガイ・クロッシングバヤバス在住のPabellon容疑者に対する作戦は、リサール記念大学在学の24歳の学生が午後8時過ぎにトリル警察署に「帰宅途中に銃を突きつけられた」と通報したことから始まった。被害者は、容疑者が彼女の身分証明書、領収書、携帯電話、現金3,185ペソの対ったバッグを無理やり奪い、スピードを上げて走り去ったと主張している。

容疑者は追跡する警察官への投降を拒否し、代わりに拳銃を取り出して発砲、それにより短い銃撃戦が開始されたという。Pabellon容疑者は地元の病院に到着した後、死亡が確認された。現場では、学生のカバンとその中身、装填された38口径のリボルバーと弾薬が回収された。また、殺害された容疑者からは麻薬6袋が回収された。

麻薬の規制が特に厳しいダバオ市内でも、依然として麻薬関連の事件は発生している。被害者に身体的な被害はなさそうだが、精神的なケアは必要だろう。ダバオ市では最近何かと物騒な事件が続いている。このような事件が今後起こらないよう、警察の治安活動への要請はますます高まることが予想される。

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