フィリピン警察ダバオ地方支部(以下PRO11)は、ダバオ地方での聖週間は概ね平穏であったと発表した。PRO11は、約7,000人の警備員と平和維持要員を配備し、礼拝所や観光名所、主要な集散地の警備にあたった。
発表の中で、PRO11の地方長官であるAlden Delvo氏は、2023年の聖週間が概ね平和に行われたのは、PRO11の全部隊による徹底した警備と反犯罪活動への継続的な努力の賜物だと述べている。
同氏はまた、四旬節(イースターの準備期間)の成功は、PRO11の「Bisikleta Iglesia」プログラムによるものでもあるとしている。これは、地域全体の状況を監視するために、約700人の自転車パトロール隊を動員するものであった。
Delvo氏は、今年の聖週間の秩序ある平和的な実施に参加・貢献した警察官や平和・治安維持部隊、一般市民への感謝を述べた。
毎年警戒が強まるこの時期だが、前年に引き続き、今年も大きな事件なく終えることができた。来年も同様に平和な聖週間を迎え、終えられるよう、市民の側からも協力を惜しまないようにしたい。