【News】ミンダナオ島北部のマラウィ市でラマダン最後の10日間の休校となる

ザンボアンガ
皆好き好きにチルっている

イスラム教において聖なる月とされるラマダン(断食月)。今年のラマダンは3月22日から4月20日までの30日間となる予定だ。この期間、イスラム教徒は日の出から日没までの間の飲食や喫煙などが禁じられる。代わりに徳を積むような良い行いが推奨されたり、人々は普段より一層熱心に礼拝に臨んだりする。

そんなラマダンだが、バンサモロ自治地区のマラウィ市では、2022年に可決された市の条例の規定で、ラマダン最後の10日間、全ての学校で授業を開講しないと、市の学校課が先に発表した。

2022年に制定された市条例第24号によると、同期間中、市内の官公庁や民間企業での勤務は午前中の半日のみとなる。銀行や病院、またはそれに類する施設のみが免除を申請できる。

しかし、イスラム協力機構の学校部門のAnna Zenaida Unte-Alonto氏によると、10日間のラマダン休暇を補うために、学校は聖木曜日や独立記念日を含む特定の祝日に授業を行わなければならないと述べた。

マラウィ市というと2017年の紛争により甚大な被害を受けたことで知られる都市である。政府による終結宣言後、ダバオ市もマラウィ市民のトレーニングプログラムの場となるなど、支援の一端を担った。今回のニュースのような平和な話題がこれからも続くことが期待される。

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