2023年3月28日、カタール航空は、新型コロナ感染症拡大のため運航を取りやめていたダバオ‐ドーハ間のフライトを4月1日から再開すると表明した。ダバオはコロナ以降にカタール航空が今年の4月までに就航を再開する都市としては、北京、バーミンガム、ブエノスアイレス、カサブランカ、マラケシュ、ニース、大阪、プノンペン、ラスアル ハイマ、羽田についで11番目となる。
カタール航空の最高経営責任者(CEO)ベイカー氏は3月7日にドイツのベルリンで開催された世界最大規模の観光見本市ベルリン国際観光フェアにおいて、私どものネットワークやパートナーシップ、国際的なプレゼンスを拡大するにあたり、業界の持続可能な成長と魅力的な未来を実現するために協力できることを楽しみにしていると述べている。
ドーハ‐ダバオ‐ドーハ便は毎週土曜日に運航が予定されており、ボーイング787‐8型機が使用される。途中セブを経由するため、トライアングル路線となるが、ハマド国際空港を午前1時45分に出発し、ダバオには午後19時10分に到着予定で、セブには1時間半ほどストップオーバーが予定されている。フライト時間は12時間25分となる。
ダバオ市商工会議所会頭のトリア氏は地元紙の取材に対し、直行便が再開されることは地元企業と地域経済にとって喜ばしいことであると歓迎の意を表している。