2018年から2019年にかけて、カタール航空が直行便の新規就航を計画している東南アジアの4つの都市のうち、2つがダバオとセブであることが発表された。
ドイツで開催された世界的な旅行業界イベントでの記者会見の席にて、カタール航空Akbar Al Baker最高責任者が発表した。その際、同航空会社の積極的な路線拡大計画の下、新たに16の国際路線を就航させることにも言及した。同社のウェブサイト上でだされた声明によると、主な新規就航都市は、ロンドンガトウィック、カーディフ(イギリス)、リスボン(ポルトガル)、タリン(エストニア)、バレッタ(マルタ)、ボドルム、アンタルヤ、ハタイ(トルコ)、ミコノス、テッサロニキ(ギリシャ)、マラガ(スペイン)である。
20018年から2019年のいつ、ダバオとセブへの直行便が就航するのかは、まだはっきりとした日程は発表されていない。
このニュースに関して、市観光局の責任者であるGenerose Tecsonは、「新たなる機会のためにも、新規路線の就航は素晴らしいニュースです。早急に就航することを希望します」とコメントをだした。
また、ダバオ商工会議所のArturo Milan会頭は、「このことはダバオ市だけではなく、ミンダナオ全体にとっても喜ばしいことです。また、これにより中東諸国へ、そして中東諸国からの旅行がしやすくなり、ヨーロッパへのアクセスもよくなります」とコメントした。
「今回の路線拡大は、世界中の旅行者とのつながりをもつという我々の任務を直接反映し、とても意義があり利便性があるものとなります。我々は積極的な成長戦略を継続し、お客様にできるだけ多くの選択肢を提供し、彼らの望む世界中のいかなる場所に、カタール航空でお連れしたいと考えています」とBaker氏は述べた。
カタール航空は、湾岸諸国の航空会社の中で最初に世界規模の航空同盟であるワンワールドに加盟している。ワンワールドの提携航空会社は、150カ国以上の1,000を超える都市に就航し、1日約14,250便を運行している。マイルの相互利用などで旅行客は特典を得ることが出来る。