1月9日(月)、コロナ規制緩和以降初の「ブラックナザレの祝宴(the Feast of the Black Nazarene)」が開催され、多くの信者達が集まった。教会の見立てによると、2022年の祝宴行事への参加者は200〜300人ほどだったが、今年は500人近くが集まったという。
パレードも2022年にはオンライン開催だったが、今年は実際に歩行者による行列に戻った。教会の社会コミュニケーションコーディネーターであるJomar Narciso氏は「去年はコロナ規制によりあまり参加者が多くありませんでしたが、今年は規制緩和によりたくさんの人が参加できました」と喜びの声を述べている。同時に、「パンデミック以前のような状況になったが、信者達は念の為マスクを着用するべきだ」と念のため新型コロナ対策を怠らないよう信者らに呼び掛けている。
祝宴はthe San Alfonso 教区で朝からスタートし、歩行パレードはMandug国立ハイウェイからバランガイTigattoにあるOur Lady of Penafrancia GKK教会にまで至った。本教会では、黒い肌で膝をついたキリスト像「ブラックナザレ(Black Nazarene)」が飾られていて、ナザレの礼拝を行う信者達を十分収容できる規模だ。ナザレ信者になりたい人のために毎週金曜日に行われている「Novenas」の間は、ナザレ像は本教会に恒久的に設置される予定である。