【News】サラ・ドゥテルテ=カルピオ副大統領候補、ミンダナオのインフラプロジェクト継続を公約する

サラ・ドゥテルテ市長

ダバオ市長で2022年の副大統領選に出馬するサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、5月9日の選挙で当選した場合、インフラプロジェクト「Build, Build, Build」を推し進めると語った。ダバオ地方でもいくつか主要なプロジェクトを抱える同プロジェクトは、どのようなプロジェクトがあるのだろうか。

3月28日、Facebookのストリーミング配信番組で、サラ市長は同プロジェクトのダバオ市が抱えるものとして、「ダバオ市沿岸道路プロジェクト」、「ダバオ市バイパス道路プロジェクト」、「ダバオ市公共交通近代化プロジェクト(ハイプライオリティーバスシステム)」が挙げられる。サラ氏は、「ドゥテルテ大統領のインフラプロジェクト” Build, Build, Build”には、まだ完成していないものがたくさんある」と語った。ダバオ地方やその周辺では他にもインフラプロジェクトがあるため、サラ氏は、新しい地方自治体の組織に相談して、大型案件を推し進めると述べた。

ここで挙げられたプロジェクトは、どれもダバオ市の渋滞緩和や移動時間の短縮など、生活をより便利にするものばかりだ。ドゥテルテ大統領の退任に伴ってこれらのプロジェクトが止まることのないよう、サラ氏が継続して取り組むと宣言したことに、ダバオ市を含むミンダナオの人たちは安心したのではないだろうか。

この発言があった3月30日、サラ氏は、ペアを組む大統領候補のマルコス氏とダバオデルノーテ州Carmenにいた。ここでおこなわれたイベントで、ミンダナオに限らず、国全体で推し進めるとの発言もあった。そして、「道路、電気、水、空路、地下鉄、高速道路、橋、これらは地域社会の平和と発展に必要なものです」と語ると、父ドゥテルテ大統領が取り組んできた対テロ活動を継続すると述べた。また、コロナ禍で失われた2年間を取り戻すためにも、あらたな感染拡大が起きようともロックダウンを再びおこなうことはないとも発言した。

その後、大統領候補のマルコス氏もまた、大統領に選ばれたらドゥテルテ大統領のレガシーを継承すると述べた。また、特に「ひとつになる」というキーワードを強調し、新型コロナウイルスの影響を受けた経済の立て直しをおこなっていくと語った。

国内で活発におこなわれている各種候補の演説は、選挙当日の5月9日まで続く。

【News】ミンダナオ開発庁、39億ペソを投じての治水事業を発表

【News】時代はデジタルへ?インフラストラクチャーの建設設計を電子化

ニュース記事をもっと見る

Hello world tours

ビザ・レンタカー・通訳・翻訳なら | ダバオの日系旅行会社