【News】ダバオ市のワクチン接種会場、学校から「別の場所」へ徐々に移動

モールのスーパー

ニューノーマルに移行してから1か月が経とうとしている。ナイトマーケットや学校が再開し、徐々に日常が戻りつつある。それは、現在も進められているワクチン接種にも変化を与えている。

3月28日、ダバオ市の新型コロナウイルスワクチン対応を担う「Davao City Covid-19 Vaccination Cluster」は、ワクチン接種会場を学校からモールに移していると述べた。同所長のJosephine Villafuerte氏は、ワクチン接種会場として使用していた学校は、すでに会場を閉めている場所もあると述べた。現在、徐々に対面授業が再開されていることを受けての対応だ。Villafuerte所長は、「モールでワクチン接種をしたい人がたくさんいるので、学校の接種会場を一部閉めましたが、モールの会場をオープンさせています」と語った。

エアコンが効いているだけでなく、ワクチン接種後にそのまま買い物に回れるため、多くのダバオ市民はモールでのワクチン接種を希望しているという。ダバオ市の主要なモールのほとんどで、ワクチン接種会場が運用を開始している。しかしながら、私立学校の一部は、まだ仮の接種会場として活用しているという。

3月28日時点で、129万2,684名が2回目までの接種を終えており、ダバオ市で集団免疫を獲得するための人数120万人を突破した。しかし、3回目のブースター接種については、22万9,588名しか受けていないことが課題となっている。ブースター接種は、今後発生する懸念がある変異株からも守る効果があるとされている。

これまで学校は、ワクチン接種会場だけでなく、新型コロナウイルス感染者のための一時療養および監視施設(TTMF)として活用されてきた。しかし、感染が落ち着いたことや、対面授業再開を受け、学校をこのような施設として活用することは減ってきている。

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