2022年1月11日(火)、ダバオの名所がまたひとつその歴に幕を閉じた。両替屋やお土産屋などで有名なダバオ市の名所、ロハス通りの「アルデビンコショッピングセンター」が2021年12月末を持って56年の歴史に幕を閉じ、アルデビンコ内に店舗を構えていたテナントは新しく開発が進められているポブラシオンマーケットセントラルへ移転となる。
移転先となるポブラシオンマーケットセントラルは、Alsons Development and Investment社が開発を請け負い、ミンダナオ島最大級のアートフェアが開催されたり、お土産を購入したり、両替が出来たり、様々な小売店が軒を連ねるダバオの新名所として期待されている。また、様々なレストランも入居予定で食事も楽しむことが出来る複合施設である。
ミンダナオ島最大級のアートフェアは昨年2021年10月1日から31日まで同所で開催され、ミンダナオ島内の30以上のギャラリー、300名以上のアーティストが出展し、新型コロナウィルス対策として入場人数制限が設けられ、全て事前予約制及びオンラインでの開催となるも合計1,000人以上の来場者があったという。
ポブラシオンマーケットセントラルは2022年3月のグランドオープンに向けて準備が進められている。新しく開発されているダバオの新名所は「ミンダナオ島のアート」を至る所で感じられる施設となっており、また仮想空間上に各テナントがショップの立ち上げ、オンラインで買い物もできるようなサービスも提供するという。
施設は毎日午前10時から午後9時まで営業しており、現在のダバオ市の新型コロナウィルス警戒レベル2であれば、最低限の公衆衛生プロトコルに従っている限り、全ての年齢層で入店が可能であるという。特に事前の予約は必要ないとのことだ。