【News】サラ市長、「最後の施政演説」を12月20日に予定、お別れの言葉も話すと言及

カダヤワン

ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、2022年の副大統領選に出馬することを表明した。それにもとない、ダバオ市長選への立候補を取り下げた。12月20日は、そのサラ市長が最後のSONA(施政演説)をおこなう日となる。

サラ市長は、12月20日に最後の施政演説をおこなうと発表した。12月13日、ラジオ番組のインタビューに答えたサラ市長は、事実上は終わってはいるものの、ライブ配信で1~3時に施政演説をおこなうと述べた。また、ホールでおこなわれる施政演説は無観客でおこなわれることも明らかになった。

サラ市長は、施策のなかでも10個について重点的に話すと語り、教育、健康、貧困対策、インフラ、ごみ処理および環境対策、農業、投資と観光業、交通計画とその管理、災害リスク軽減、平和と秩序を挙げた。しかし、2016年の就任から現在までの長い任期に伴って、演説は少し長くなるとも語った。そして、「2021年の施政演説は、草案でも54ページになっています。2016~2021年12月までをまとめるつもりです」と語った。

また、サラ市長は、別れの言葉も入ってくるだろうとも述べた。前述のとおり、サラ市長は副大統領選に立候補するため、2022年5月の選挙後には市長の役職を去ることとなる。その代わりに、サラ市長の弟であるセバスチャン・ドゥテルテ氏がダバオ市長選に出馬することが決まっている。

本来、施政演説は2021年10月におこなわれるはずだった。しかし、サラ市長の新型コロナウイルス感染があったり、出馬申し込みの最終日である11月15日以降におこないたいという意向があったりと、ここまで延期が続いていた。また、2020年の施政演説は、新型コロナウイルスの影響でダバオ市役所のFacebookページでのライブ配信となった。

サラ市長が市長に就任してからも、ダバオ市はさらに発展を続けることができた。どのような施政演説になるのか、お別れの言葉とはどのようなものなのか、当日を待ちたい。

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