【News】ドゥテルテ大統領が最後の施政演説をおこなう、ダバオ市のプロジェクトを優先すると言及

7月26日、ドゥテルテ大統領が任期最後の大統領施政方針演説(SONA)に臨んだ。フィリピンでは大統領が年に1回これまでの政策を振り返り、これから1年の政策をどのようにしていくか国民に話す場が設けられる。その中で、ドゥテルテ大統領はダバオ市の大規模プロジェクトを優先しておこなうと発言した。

SONAにて、ドゥテルテ大統領は、交通インフラを改善するため、残った部分のプロジェクトを優先しておこなうと述べた。そして、「なぜダバオが最後なのか?ダバオの人たちには、(ダバオ市を除いた)フィリピン全体を優先すると伝えました。大統領の任期1年目に、経済の責任者やフィリピン公共事業道路省(DPWH)、交通省(DOTr)にはルソンやミンダナオの一部地域を優先し、ダバオ(市)は最後にするよう意図的に伝えました」と語った。

そして、SONAの中では具体的なプロジェクトへの言及もあった。まず、ダバオ市海岸道路プロジェクトは、2023年までに完成する予定だと述べた。この道路は全長18.21キロメートルになる片側二車線の道路で、Bago AplayaからR. Castilloまでつながる予定だ。また、速度制限は時速50キロとなる。このプロジェクトは、ダバオ市内の渋滞緩和をねらっておこなわれる。さらに、ダバオ市都市センターから外にも都市化を広げるねらいもある。

また、ダバオ国際空港についても、「全員がダバオ国際空港について不満を言っているが、ダバオは最後なんです」と、2019年7月21日に述べている。その数ヵ月後、ダバオ国際空港を改善するための法律もできた。このように、ダバオの交通インフラを残り1年で重点的に整えると、国民に大統領は語りかけた。

しかしながら、現在進捗している鉄道プロジェクトへの言及はなかった。これについては、7月20日に交通省のArthur Tugade長官がコメントしており、ドゥテルテ大統領退任の2022年半ばまでには建設を終えるよう動いていると語っている。そして、計画の入札者一覧と、中国から来る建設業者を待っている段階だと述べた。

大統領の残り1年の任期で、ダバオはさらに発展することが期待される。また、2022年から大統領になるのは一体誰なのだろうか?大統領選の行方にも注目したい。