【News】大統領は12歳未満の子どもたちを対象にショッピングモール等への立ち入りを制限する条例を要請

ショッピングモール

2021年11月16日(火)、国内の新型コロナウィルス感染が落ち着きを見せ始め、全国的にも隔離封鎖措置が緩和されつつある中、ドゥテルテ大統領は新型コロナウィルス感染から子どもたちを保護するようワクチンを接種していない12歳未満の子どもたちを対象に公共の場所やショッピングモール等への立ち入りを制限する条例を制定するよう国内全ての地方自治体に要請した。

ドゥテルテ大統領は、この要請は新型コロナウィルス省庁間タスクフォース(IATF)の勧告に基づいたものであると述べ、ワクチンを接種していない子どもたちが親に連れられてショッピングモールや公共の場所に行けば、感染のリスクがあることを忘れないで欲しい、保護者は子どもたちを感染のリスクから守る義務があるとコメントした。また、全ての子どもたちがコロナに感染しないことを願っていると付け加えた。

専門家によると、全国的にも隔離封鎖措置が緩和されつつある中、国内の至る所でソーシャルディスタンスやマスク着用義務が守られなくなってきているという。大統領は、長期間に及ぶ隔離措置で屋外に子どもたちを連れていきたいという両親の要望は理解できるが、最近になって2歳の子どもがショッピングモールを訪れ、新型コロナウィルスに感染した例もあると注意を促した。

保健省(DOH)は、ここ数週間、特にマニラ首都圏の新型コロナ警戒レベルがアラート2になってから、道路が混雑し、ショッピングモールや公園、その他レジャー施設などへの人出が増加しているとした上で、新型コロナウィルスは無くなったわけではなく、隔離措置が緩和されたことで気を緩めすぎないよう訴えている。ダバオ市はドゥテルテ大統領の要請に対して、地方自治体としての態度をまだ明らかにしていないが、今後の地方自治体の決定に注目が集まっている。

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