【News】ダバオ市はドライブスルー接種や訪問接種を開始、ワクチン接種を終えた市民は70万人を突破

ピープルズパーク

10月19日火曜日、ダバオ市役所は、ワクチン接種を加速して集団免疫を獲得するためにドライブスルー形式や訪問形式でもワクチン接種をおこなうと発表した。これで接種会場まで行くことができなかったためにワクチンを接種できなかった人たちも、ワクチンを受けることができる。

ダバオ市役所は、自身のFacebookページにPeople’s Parkでドライブスルー形式のワクチン接種をおこなうと投稿した。ドライブスルー形式の接種は高齢者や、身体障がいを患って接種会場まで行くことが困難な人が対象となる。その際、自家用車、三輪自転車、サイドカーなどの接種まで待つことのできる車両で来ることが求められ、タクシーでは接種を受けることができない。ダバオ市は、「歩いて来る人や18歳以上の人(特に高齢者)で、ワクチンをまだ接種していない人が対象となる」と投稿に添えた。

また、副市長のオフィスも別にFacebookの投稿をおこない、訪問接種をおこなう計画があると明らかにした。訪問接種はベッドから移動できない高齢者、身体障がいを患う人などのワクチン接種会場まで移動することが困難な人たちが優先される。しかし、その家族でワクチン接種会場に移動できる人は対象外となる。訪問接種に関しては事前予約が必須となり、副市長のオフィスが診察とスケジュール調整のため連絡をするという。使用するワクチンはジョンソンエンドジョンソン社製のもので、ワクチン接種のための診察は医師がおこなう。

ダバオ市は2021年11月までにダバオ市民120万人に最低でも1回目の接種を終え、そのために1日15,000人ペースでワクチン接種をおこなうと発表していた。しかし、その目標数に達していないため、これまでダバオ市はワクチン接種会場を増やしたり、夜間接種会場を設けたりと、さまざまな取り組みを展開してきた。

その甲斐もあり、10月18日時点でダバオ市民の64.2%(836,662名)が1回目の接種を完了し、719,140名が2回目の接種も終えている状況だ。ドライブスルー形式や訪問接種といったあらたな取り組みにより、ダバオ市のワクチン接種率は今後さらに上がってくることだろう。

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