【News】ダバオ市のワクチン夜間接種(Bakuna Nights)、外れなしのくじが全員引けることに

ダバオ

10月1日、San Roque小学校でおこなわれているワクチンの夜間接種(Bakuna Nights)において、景品が出されたことが報じられた。外れなしのくじを回すことができたという。ダバオ市は、さまざまな策を講じてワクチン接種をさらに進めようとしている。

夜間接種は午後5時~7時半までおこなわれ、18歳以上のダバオ市民が対象となった。夜間接種については予約することも、予約なしで行くことも可能だ。その際、ワクチン接種希望者はQRコード(Safe Davao QR)、有効なID、ボールペンを持参することが求められる。

くじを用意したのは、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏が、ワクチン接種を後押しするために取った策のひとつであったことが理由だ。ダバオ市では2021年末までに120万人へのワクチン接種を終え、集団免疫を獲得することを目指している。9月27日、災害ラジオの特別番組に出演したサラ市長は、「ワクチンを信じていない人や、ワクチンを打つよりも働くことが重要となっている日雇い労働に従事する人など、ワクチン接種会場に行かない人たちのグループまでワクチン接種は進みました」と語り、ワクチン接種を受けられる、受けたいと思うような働きかけをすることに言及していた。子どもの世話をしなければならない、遠くにある接種会場に行くためのバス代を出す余裕がないといった市民の声に、サラ市長は応えている。

このほかにも、副市長のオフィスや市議会議員も移動式ワクチン接種をさらに広い範囲でおこなっており、各バランガイでのワクチン接種を進めている。

9月25日現在、ダバオ市でワクチン接種の1回目を終えたのが716,793名、2回目を終えたのが583,002名となっている。着実にダバオ市ではワクチン接種が進んでいる。

【News】ダバオ市はワクチンの夜間接種を開始、11月までには集団免疫獲得を目指して

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