【News】2022年の大統領選に関してサラ・ドゥテルテ市長は支援者に理解を求める

サラ・ドゥテルテ市長

2021年10月7日(木)、ダバオ市のサラ・ドゥテルテ市長は2022年大統領選に関して、自身は出馬しないという決定をし、ダバオ市長選に立候補したことについて、「私はダバオ市長を引き続き務めたいと考えている。大統領選に立候補することを期待して頂いている支援者には大変申し訳ないが、ご理解いただきたい。」とコメントした。また、公式フェイスブックページにも選挙に立候補した候補に発行される証明書を掲載し、あらためてダバオ市長選に立候補したことを報告した。

サラ市長が2022年の選挙においてダバオ市長に再選することになれば、2010年から2013年、2016年から2019年、2019件から2022年に続き四度目の市長職となる。連続しての4選は禁止されているため、当選すれば2022年から2024年がダバオ市長として連続しての最後の任期となる予定だ。しかしながら一部の支援者からは父親であるドゥテルテ大統領の跡を引き継ぎ、大統領選に立候補して欲しいという声が根強くある。

実際、各世論調査ではサラ市長を次期大統領に支持するという声が最も多く、先月ドゥテルテ大統領自身は2022年の選挙には立候補せず、政界を引退する意向を示したが、その際に娘であるサラ市長が大統領として、側近で上院議員であるゴー議員を副大統領候補として推しているとも述べており、サラ市長も父親が副大統領に立候補するようであれば大統領選には出馬しないと明言していたこともあってサラ市長の今後の去就に注目が集まっている。

現在のところ、次期大統領にはモレノ氏(マニラ市長)、パッキャオ氏(上院議員)、マルコス氏(前上院議員)、ラクソン氏(上院議員)、ロブレド氏(副大統領)など16人が立候補しており、混戦模様の選挙戦となりそうである。また、フィリピン選挙管理委員会(COC)への立候補届け出締め切りは10月8日(金)までとなっている。

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