【News】ダバオオリエンタル州における観光業の営業停止計画が浮上

2021年6月14日(月)フィリピン政府は新型コロナウィルスの感染拡大が著しい地域としてダバオ市を4段階中上から2番目の隔離封鎖措置(MCEQ)に指定、6月5日から6月20日まで厳しい隔離封鎖措置を取ることを決定していたが、感染拡大が収まらないとしてこの措置を2021年6月30日(水)まで延長することを決定した。

また、ダバオ市に隣接するダバオデルノーテ州は新型コロナウィルスの感染拡大を受け、4段階中最も警戒レベルが低いMGCQから一段感引き上げ、一般コミュニティ隔離措置(GCQ)を6月10日(木)から6月30日(水)まで実施、ダバオデルスル州のディゴス市も6月14日から6月27日まで4段階中最も警戒レベルが低いMGCQから一段感引き上げて一般コミュニティ隔離措置(GCQ)を実施しており、ダバオ地方の感染が拡大している。

ダバオ市を中心に地方へと新型コロナウィルスが感染拡大する中、ダバオオリエンタル州は州内での感染拡大を防ごうと州内における観光業の営業を停止させる計画があると発表した。ダバオオリエンタル州保健事務所によると、関係機関と協議した後、数週間以内にこの措置を実施する予定であるという。

州内における観光業の営業を一時的に停止させる計画の目的は、ひとつは観光客の人流を抑制し、感染拡大を抑え込むことであるが、それとは別に観光業関連で働く従業員や関係者全員にPCR検査を受けてもらい、従業員の家族、親族、友人等に感染が拡大しないようにするためでもあるという。

保健省(DOH)ダバオ支部によると、ダバオオリエンタル州では今のところ2,070名の感染が確認されており、302名が現在も治療中であるという。また、既に1,715名の感染者が回復、退院しており、これまでに53名が亡くなっている。今回の第二波は過去とは異なり、新規感染者が確認されるスピードが早く、日ごとに増えていることからも警戒を呼び掛けている。