【News】ダバオ地方で対面授業を一部再開か

一度は計画された対面授業の再開に向けて、動きがあった。教育省長官のLeonor Briones氏は、ダバオ地方で対面授業を限定して行うことを考えていると明らかにした。パイロット校に限定されるが、これが実現すれば1年以上ぶりに子どもたちは学校で学習することができるようになる。

対面授業の実現は、2021年1月にも話が上がっていた。しかし、変異ウイルスが国内で発見されたことを受け、この計画は見送られていた。そして、保護者や地方自治体、ダバオ地方の長官の理解や、ダバオ地方の準備が整うのを待っていたが、今なら対面授業を実現する条件が整っていると考えられたと、Briones長官はオンラインの記者会見で語った。長官によると、国内47,000の学校のうち、既に1,900校で対面授業を徐々に再開することが決まっているという。

ダバオ地方教育省長官のAllan Franazo氏は、以前は対面授業に「不安」が残っていたが、今はダバオ市を中心に新型コロナウイルス(Covid-19)の感染状況の改善傾向が続いているので、対面授業をおこなうことを再考したと語った。同様の声はダバオデオロ州知事のJayvee Uy氏からも上がっており、対面授業をおこなう提案書を各役所に提出したと語った。

これまでにダバオ教育省は39の学校で対面授業をおこなおうと計画しており、そのうち7校がダバオデオロ州、5校がダバオデルサル州、20校がダバオオキシデンタル州、そして7校がダバオデル・ノーテ州のTagum市だと述べたが、Farnazo長官は18校をパイロット校とすると語っている。また、生徒の出席は強制されず、体調が悪かったり、併存疾患を抱えていたりする児童生徒は出席できないことになる。

この対面授業の再開について、実際に一部の保護者から要望があったことも明らかになっている。保護者によっては宿題を終わらせることができないので、自分の子どもを十分に支援できないという懸念が出ていた。その一方、今回の対面授業にあたり、感染リスクを考慮して学校に行かせたくない保護者もいる。これについては、対面授業の参加に保護者の同意が必要となるが、強制はしないという。

対面授業は、2021年8月には開始されることが計画されている。また、この時期が前後する要因として、ワクチン接種の進捗状況が挙げられる。Covid-19のリスクもあるだろうが、その危険性を可能な限り取り除き、子どもたちが久しぶりに学校で楽しく過ごせたらいいと思う。