【News】コロナ禍に入ってからのダバオ市の火災発生数が半減、その理由は?

ダバオ

ダバオ消防局(BFP)によると、ダバオ市の2021年1~2月の火災発生数は50件だったという。この数は、2020年1~2月の99件と比べるとほぼ半減している。なぜ2021年は、これだけ火災が少なくなったのだろうか?

消防局は、公式発表にて、新型コロナウイルス(Covid-19)が大きく影響していると発表した。そして、「ダバオ市内で発生した火災を見ると、ほとんどが家で発生している。火元は家電で、多くの人が1つの家に住んでいるため、使用する電気量が多くなり、電気がショートして発生している。ただし、火が起こったときには近くに人がいるので、大規模な火災に至るケースが少なかった」と語っている。

ただし、火災発生件数は少ないものの、その被害が大きかったものもあった。2021年1~2月に火災で亡くなったのは8人で、1月に1件の火災で3人、2月に2件の火災で計5人が亡くなっている。

また、消防局は、3月は特に火災に気をつけてほしいと警戒を呼びかけている。2021年3月に入ってから、既に3件の火災が発生している。また、2020年3月には67件も火災が発生している。日本同様に3月に火災が最も多い理由について、消防局は、「3月は1年で最も暑い月だ。そして、空気も乾燥していて、家に使われている材料も燃えやすくなる。自然火災も発生しやすくなるので、気をつけてほしい」と語っている。

国は違えど、フィリピンも日本も、1年で最も火災が多く発生する月は一緒である。特に3月は、火の元に気をつけて生活したいと思う。

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