ダバオ市役所は、2021年3月の「第84回アラウ・アン・ダバオ(Araw ng Dabaw)」をニューノーマルの形でおこなうとあらためて発表した。また、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、祝日の変更、祭りの具体的なプログラムなどについて言及した。
2月22日、ダバオ市災害ラジオの通常プログラムにて、サラ市長はあらためて今年のアラウ・アン・ダバオについて言及した。まず、今年のアラウ・アン・ダバオは、オンラインでの開催となり、Facebookの公式ページ上でおこなわれることが明らかになった。当該サイトは既に2月頭に開設されており、既に数多くのコンテンツが投稿されている
また、今年から同祭を3月16日ではなく3月1日に祝うことも発表された。この発表は、国の文化財等を管轄する「National Historical Commission」の発表に基づくものだという。そのため、サラ市長は、関係省庁に対してこの日をナショナルホリデーにするよう要請しているという。
さらに、イベントの具体的内容については、実際におこなう行事は旗揚げ式典とミサ「Pasasalamat」に限定し、参加者も限られた政府関係者だけにするという。さらに、オンラインでの実施イベントについては、ダバオ市に根付くレストランとおこなう「Tilaw Dabaw」、ダンスや音楽の上手さを競う「Hugyaw Dabaw」、それぞれの分野の地元アーティストをフューチャリングする「Obra Dabaw」、そして地元出身のファッションデザイナーやダバオの文化や歴史を生かしたファッションで彩られる「Istilo Dabaw」などが企画されている。
今回はオンラインでの開催ということで、どこからでも参加できるのは嬉しいことだ。ダバオにいる人も、そうでない人も、公式ホームページから「アラウ・アン・ダバオ」を楽しんでほしいと思う。
(アラウ・アン・ダバオ公式Facebookページ:Araw ng Dabaw 2021 | Facebook)