今年度の「第84回 Araw ng Dabaw(アラウ・アン・ダバオ)」について、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は「別の形でおこなう」とラジオ番組で語った。昨年おこなわれた「カダヤワン祭」のようなオンラインでの開催が検討されているという。
「アラウ・アン・ダバオ」は、毎年3月16日におこなわれるイベントだ。8月におこなわれる収穫祭「カダヤワン祭」とアラウ・アン・ダバオは、ダバオ市の2大イベントにあげられる。この日はダバオ市の市政記念日であり、例年であればダウンタウンエリアではパレードがおこなわれ、市内各所ではセールがおこなわれたりするなど、盛り上がりを見せる。
今回影響を受けるイベントは、以下のとおりだ:【Pasiugdang Pagsaulog、Reyna Dabawenya、Ginoong Davao、Sayaw Pinoy、 Kalingawan sa Sta. Ana、Hudyaka、Mutya ng Dabaw、Pasidungog、 Araw ng Empleyado、Kanta Dabawenyo、Parada Dabawenyo、およびDatu Bago Awards】。ただし、サラ市長はお祭りがどうなるか、深くは言及していない。今後追加で発表があるものと見られる。
昨年もまた、世界的な新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大を見据え、一部のイベントが中止された。そして今年のアラウ・アン・ダバオの日(3月16日)は、ダバオ市でもCovid-19のパンデミックが始まった日からちょうど1年になる。1年前は誰もが「来年はいつものように祭りを迎えることができる」と思っていたことだろう。
カダヤワン祭のように、またオンラインでもアラウ・アン・ダバオが盛り上がってほしい。