【コラム】ダバオとの出会い~ ダバオを初めて訪れたときのことなど~(4)


谷口 知司(たにぐち ともじ)
1955年生まれ。元京都橘大学現代ビジネス学部ならびに同大学院文化政策学研究科教授。
東北大学大学院教育情報学教育部博士前期課程修了 博士(文化政策学)専門 観光学、文化情報学。
初めてダバオを訪問した時からそのポテンシャルを感じ、ダバオ観光の発展を願っているダバオファン。ダバオッチ創設者ハセガワ氏は彼がまだNGOに勤めていた頃からの友人である。
主要著作に、『ひろがる観光のフィールド』(共編著、晃洋書房、2020年)、『これからの観光を考える』(共編著、晃洋書房、2017年)、『デジタルアーカイブの資料基盤と開発技法』(共編著、晃洋書房、2016年)など。


前回の記事はこちら)前回のコラムの続きを書こうと思ったが、ピタッと筆が止まってしまった。ミンタルの日本人学校跡を見学し、その後食事をしてホテルに戻った。翌日再び街中に出かけたが、前日からの若干の疲労が残っての行程であったこともあってか、その先の行先の記憶にあいまいな点があまりに多い。また記録も残していない。当時の写真をたどっての回想法をもってしても蘇ってこない。確認しなければならない点があまりにも多く、すぐにでもダバオに行きたいと思った。しかしながら現状では、そうたやすく行けものでもない。このあたりの記述についてはしばらく時間をいただき、現地にいる友人たちにも話を聞いて情報を整理してから後日まとめることにしたい。

そんなこんなで、今回は初めての訪問時に立ち寄ったいくつかのレジャー施設の中から、エデン自然公園とその帰り道の出来事などを中心に記すことにする。エデン自然公園はすでにダバオッチでも紹介されており、そちらもあわせてご覧いただきたい。

エデンネイチャーパーク

この日(2010年9月10日)もS氏と私たち夫婦は、朝からNGOのT氏に案内されダバオの旧日本人居留地区を回り、その後昼食も兼ねてアポ山の麓にあるエデン自然公園を訪れた。海抜約1,000メートルのところにあるため、暑いダバオの町から移動すると、涼しささえ感じることができる。