ダバオ市役所は、コロナ禍においても4週間にわたって「非常にリスクが高い(very high risk)」地域がなかったことを公表した。ただし、9月は新型コロナウイルス(Covid-19)の感染者および死亡者数が最も多かったことから、油断は許されない状況に変わりはない。
9月11日~17日のCovid-19感染リスクマップから、10月2日~8日の当該マップにおいて、「非常にリスクが高い」地域は1つも出ていない。最後に「非常にリスクが高い」とされたバランガイは、9月4日~11日のマップで明らかにされたAgdao地区のLeon Garciaであった。
10月2日~8日のマップにおいて「リスクが高い」地域となっている地域は7つ存在しており、それらは:Bucana, Buhangin Proper, Gov. Paciano Bangoy, Matina Crossing, Sasa である。また、「リスクが高い」となっているが、「非常にリスクが高い」状態に近くなっている地域は:21-Cおよび25-Cである。
また、「ややリスクがある」地域には32のバランガイが当てはまっており、それらは:4-A, 14-B, 17-B, 23-C, 33-D, 34-D, Baliok, Gatungan (Bunawan), Ilang, Lampianao (Calinan), Leon Garcia, Maa, Matina Aplaya, Panacan, R. Castillo, Wilfredo Aquinoとなっている。また、「ややリスクがある」地域に入っているが「リスクが高い」状態に近くなっている地域は:1-A, 16-B, 18-B, 20-B, 31-D, 39-D, 40-D, 27-C, Agdao Proper, Angiongto, Sr., Cabantian, Communal, Matina Pangi, Pampanga, Talomo Proper, Tigattoである。
「非常にリスクが高い」とされた地域がなかったことは喜ばしいことではあるが、ご存知のとおり、先月のダバオ市のCovid-19感染者数および死亡者数は、コロナ禍に入ってから最も多かった。経済を動かしていかなければいけない現在、私たち市民にできることは感染予防対策の徹底である。手洗い、マスクおよびフェイスシールドの着用、2メートルのソーシャルディスタンスの確保をこれからも継続して生活していきたい。