【News】コロナ禍の新年の迎え方、サラ市長から市民へ提案

今年もあと2日と数時間を残すだけとなった。日本にも除夜の鐘、おせち、初詣などの新年の行事が様々にあるが、フィリピンでは年越しに爆竹やホーンなどを使って大きな音を出す風習がある。ダバオ市では法令で爆竹や花火などは禁止されているものの、今年はホーンを吹くことも、大声を出すこともできない新年になりそうだ。

ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、ホーンを吹くことや叫ぶことで新型コロナウイルス(Covid-19)の感染が拡大する恐れがあると警鐘を鳴らした。「私たちの音を立てる文化とは、1年が幸運に包まれるために、悪運をはね返したり、悪運が入ってこないためにおこなうものだ。叫ばなくても大きな音を出すことはできる」と語った。

サラ市長は、音を出す別の方法を市民に示した。「ビデオケ(フィリピンのカラオケをするための機械)のボリュームを最大にして、声に出さないで歌おう。ホーンは車のクラクションを使って鳴らせる。いつもは使えない、改造されたバイクのマフラーで音を出そう。トタンを叩いて音を出そう。ラジオから音楽を流そう。新年を迎えるために音を出す方法はいっぱいある。」と語った。

コロナ禍で出来ないことは多い新年かもしれない。しかし、コロナ禍の新年は、新しいお祝いの形を生むのかもしれない。