ダバオ市は、新型コロナウイルス(Covid-19)のワクチン接種に向けた登録を開始したことを明らかにした。居住地から近い保健所に行くか、バランガイの保健担当者に尋ねれば登録できるという。また、ワクチン接種プログラムの責任者からは、1日あたりの摂取人数や、ワクチン接種に対する考えなどについて言及があった。
ダバオ市でCovid-19ワクチン接種プログラムの責任者を務めるJosephine Villafuerte医師は、近くのヘルスセンターに行くか、バランガイの保健担当者に尋ねるかすれば、集団接種の登録ができると語った。ただし、18歳未満であるか、妊娠している場合は接種できないという。
また、ダバオ保健所(CHO)の元所長であるVillafuerte氏は、1日にワクチンを摂取できる人数は、接種会場ひとつにつき100人が限界だと語った。また、ワクチンの摂取には45分かかり、登録、カウンセリング、スクリーニングを経てワクチンが摂取されるという。また、指定された日時にワクチン接種に行かないと、その機会を逃すことになると語った。
ダバオ市は現在、市民120万人を対象にワクチン摂取をおこない、集団免疫を構築したい考えだ。そして、Villafuerte氏は、ワクチン接種の必要性を訴えた。同氏は、「ワクチン接種の必要性を訴えることは、コロナ禍から抜け出すために必要なことだ。私たちが訴えないと、このままになるだろう。そして、もし市民がワクチン接種を拒み続ければ、市も感染防止対策を取り続けなければならないだろう」と語った。