【News】ダバオ市は現在の隔離措置を継続も新規感染者は増加傾向に

ダバオ

15日(土)、ロケ大統領報道官は新型コロナウィルス感染拡大防止対策として導入しているダバオ市及びダバオ地方の隔離措置が期限切れを迎えるにあたり、15日から31日までの同地方における都市封鎖措置に関して、現状を維持すると発表した。さらなる緩和は来月以降に持ち越しとなった。

これにより、ダバオ市及びダバオ地方の隔離措置レベルは月末まで緩和された一般コミュニティ防疫(MGCQ)が継続されることになった。ダバオ地方以外ではセブ市、ラプラプ市、マンダウェイ市、タリサイ市、イロイロ市などが、一段階高いレベルのGCQとされ、注目のマニラ首都圏は一両日中に公表される予定である。

フィリピン保健省ダバオ支部によると、8月16日現在、新型コロナウィルスに感染したダバオ市内の患者の総数は1,137名であることが発表された。うち47名が死亡し、874名は既に回復したという。この週末、新たに65名の新型コロナウィルス新規感染者が確認され、現在入院、自主隔離中の患者数は216名となっている。

また、ダバオ市も含むダバオ地方(ダバオ市、ダバオオキシデンタル州、ダバオデルスル州、ダバオデルノーテ州、ダバオデオロ州、ダバオオリエンタル州)における新型コロナウィルス感染者の総数は1,777名で、うち59名が死亡し、1,229名が既に回復したと発表されている。