【News】公共交通機関に加えて、職場でのフェイスシールド着用も義務化か?15日から開始

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フィリピン運輸省(DOTr)は、新型コロナウィルス感染防止対策として、ジープニー、タクシーなどを含む、全ての公共の乗り物を利用するドライバー及び乗客にマスク及び、フェイスシールドの着用を義務付けるとするメモランダムを公表した。

同省陸上交通許認可規制委員会(LTFRB)が公表した詳細によれば、公共交通機関を利用する際にフェイスシールドを着用する義務は、8月15日から施行される。またフェイスシールドをしていない乗客らがジープニーやバスなどの公共交通を利用しようとした場合、乗車を拒否され、空港や港湾ターミナル内でも適用される。

12日(水)、労働雇用省は地元メディアの取材に対し、運輸省のメモランダムと同様に15日から職場においても従業員のフェイスシールド着用を義務付ける方向で調整していると述べた。またフェイスシールドの購入費用はマスクと同様に雇用主が負担すべきだという。

新型コロナウィルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)の議長は、フェイスシールドの着用義務化について、政府として公共の場所全てにおいてフェイスシールドの着用を義務化する方針ではないと述べた。ただ、地方自治体や民間企業などは新型コロナウィルス感染防止対策としてフェイスシールド義務化をその範囲において設定することも可能だとも付け加えた。