【News】フィリピン政府、台湾を中国の一部とみなし入国禁止へ

空港

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は2月2日より、新型コロナウイルスの感染防止策として、過去14日以内に中国全土(香港、マカオ含む)に滞在歴のある外国人の入国を禁止としている。この制限は、外国人旅行者にのみ適用され、フィリピン国民およびフィリピン発行の永住権保有者には適用されていない。

同措置に加え2月10日、フィリピン保健省は台湾も入国禁止対象に含まれることを発表した。同省のEric Domingo氏は、これは台湾が中国の一部(いわゆる「一つの中国」原則)という世界保健機関の立場に沿ったものであると述べた。

また、この発表を受けて、3つの航空会社がフィリピンと台湾間のフライトを当面の間、運休とした。

フィリピン航空とセブ・パシフィック航空は2月10日、フィリピン~台北間の発着便を無期限運休とし、2社に1日遅れる形でエアアジアが2月11日にフィリピン~台北・高雄を結ぶすべてのフライトの無期限運休を発表した。

これらのフライトの対象となる航空券は、払い戻し手数料無料で、全額返金されるという。

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