【News】15日のダバオ南部地震による死者8人

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12月15日にダバオ市に隣接するダバオ・デル・スル州で発生した地震は、マグニチュード6.9を記録し、死傷者は8人にのぼった。

レスキュー隊の報告では、死者はPadadaで3人、Matanaoで2人、Hagonoyで1人、Magsaysayで1人、 Bansalan で1人を確認したという。震源地はダバオ市から南に70kmほど離れたMatanaoから、北に約9キロ、深さ3キロであり、かなり浅い地点で発生した。

Matanaoから約20km離れたPadadaでは、三階建ての商業ビルが倒壊する被害があった。地震後最初の通報では、6人がビルの倒壊に巻き込まれたとされていたが、3人の遺体回収後、その他の遺体は確認できなかったという。

国家災害リスク軽減管理評議会(National Disaster Risk Reduction Management Council)によると、今回の地震により49人が負傷し、36棟の公共建築物とその他19棟の建物が深刻な被害を受け、9,565人が一時非難したという。

フィリピン火山地震研究所(Philippine Institute of Volcanology and Seismology)は、火山活動は検知されていないと発表した。しかし山岳地帯での地滑りや落石、川岸の液状化現象に警戒するよう呼びかけた。  

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