【News】フィリピン貧困家庭向け条件付き現金給付プログラムの家庭、手作りの鉢植え菜園で収入アップ

野菜 なす

フィリピンの貧しい家庭を支援する貧困家庭向け条件付き現金給付プログラム「Pantawid Pamilyang Pilipino Program:フィリピン家庭架け橋プログラム」の恩恵を受けた家庭は、2013年から「urban container garden(アーバン鉢植えガーデニング)」を開始している。

ダバオ在住のバルタザールおよびマリナ・モントン夫妻は、家庭菜園の成功について語った。マリナ氏は、ティブンコ地区にある自宅にてチンゲン菜をはじめとした200種以上の様々な野菜の苗を栽培しており、彼らの「アーバン鉢植えガーデニング」は、家庭の収入アップに繋がっているそうだ。

同氏によれば、近隣の墓地にて回収したジュースのパックを縫い合わせて栽培用の容器として再利用し、その後野菜の種をパッキングしては、他の家庭に販売しており、この方法によって夫婦は月におよそ1500ペソの収入を得ているとのことだ。

また同夫妻は、2017年にダバオ市内で開催されたアーバン鉢植えガーデニングのコンテストにて2000ペソの賞金も獲得している。