11月20日、ダバオ市では12月4日の世界エイズデーに向けて実施されるヒト免疫不全ウイルス(HIV)意識向上キャンペーンの一環として、ダバオ市役所の役員を対象にHIV検査が行われた。
この度検査を受けたのは、ダバオ副市長のBernard Al-ag氏、ほか7名の市会議員である。その一人であるCarmelo Clarion氏は市民に対し、感染の有無を知るためにも、同検査を受けるよう呼び掛けた。同じく議員であるAntonette Principe-Castrodes氏も、性行為頻度の多い市民は特に感染リスクが高いとして、HIV検査を勧めている。
同検査はOlympus Society of Davao Incorporated、 Davao City Aids Council、Reproductive Health and Wellness Center、ならびにAlagad Mindanao Incorporatedが企画している。
最近の調査データによると、ダバオ市は国内におけるHIV感染者ならびに後天性免疫不全症候群(AIDS)患者の人数が高いことが明らかになっている。今回のキャンペーンを通じて、市民のHIV・AIDSへの意識を高め、感染防止に繋げることを目指している。
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