ミンダナオ島では人口の増加に伴い、各地方における電気の需要がますます増加してきている。このような需要に対処するため、Aboitiz Power Distributed Energy Inc.を担当するJose Rafael Mendozaは、主に昼間に営業する企業らに対して太陽光発電パネルの取付・導入を勧めた。
Mendoza氏によれば、これらは朝9時より営業を開始するものがほとんどであることから、太陽光発電の恩恵を最も受けやすいとのこと。屋上にソーラーパネルを取り付けるだけで、十分な代替エネルギーを確保することが可能になるそうだ。製造工場や学校などの電力消費が激しい施設においても、太陽光エネルギーはより安価な電力オプションになるとされている。
Aboitiz Power Distributed Energyはフィリピンの大手電力会社であるAboitiz Powerの傘下に位置する企業であり、屋上太陽光発電システム市場に参入し、同社の再生可能エネルギーのポートフォリオを拡大するために設立された。
特にミンダナオ島はその良好な天候から、晴れた日が極めて多くなっている。ソーラーパネルを設置するだけで十分な量の電気を発電できるので、昼間の電力消費をぐんと減らすことができるだろう。