イスラム教徒の一人であるLilibeth Contora氏は、料理から服装、社会的な交流にいたるまで、子供たちとともにハラールの生き方を徹底してきた。彼の息子の一人であるIsah氏は現在、Quezon Boulevard通りで肉屋のAl-Hayya Meatshop Halalを経営しており、ハラール食品を主に取り扱っている。
ハラール肉はパナボ市のContora Halal屠畜場で処理されており、Muslim Mindanao Halal Certifying Boardよりハラール認証を受けている。しかしながらハラール食品にはある誤解を抱えている人も多く、これらの市場が限られているそうだ。
実はハラール食品はムスリム専用というイメージが未だに強く根付いており、一般人には出されないと思っている人たちもいる。しかし実際にはそれは誤解であり、その他の宗教者たちも同様に楽しめるものだ。イスラムの教えでは、屠殺された動物は血液や細菌を抜かれ、さらに汚染を避けるために吊るされていることから、健康であり、また感染の心配もないとのこと。
Contora家はそのようなイメージを払拭するため、ハラール食品をムスリムの人達だけでなく、クリスチャンなどの他宗教の人達にももっと広めていくことを目指している。