【News】オートバイ愛好家が連帯してマラウィの国軍兵士への支持を示す

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9月30日土曜日、カガヤン・デ・オロ市(Cagayan de Oro City)には、ミンダナオ中から400人以上のバイカーたちがマラウィでISISに影響を受けたテロリストたちと戦っている、国軍への支持を示すために集結した。

バイカーたちは、Mindanao Confederation of Big Bike Clubs (MCBBC)のメンバーで、彼らの目的は、マラウィにて市街戦を行っている兵士たちの士気を高めることである。 ”Breakfast Ride”と呼ばれる、カガヤン・デ・オロ市で行われたこのイベントは、8月にバギオ市(Baguio City)にて行われたイベントの延長である。その際には、国中から1000人以上のオートバイ愛好家が集まった。約2000人がこのイベントに登録した。なお登録料は一人600ペソであった。

国軍少尉で広報部長の、エバンゲリスタ氏は、「このイベントは、マラウィでの兵士たちの苦難について、人々の認識を高めるであろう。 またこのイベントを通じて、他の民生セクターもマラウィの兵士たちの士気を高める独自のプロジェクトを始められるだろう」と話した。

5月23日にマラウィでの衝突が始まって以来、何百人もの兵士たちが Camp Evangelista Station Hospital (CESH) に治療のために搬送されてきた。 現在、88人の軍関係者が未だ、CESHで療養中だ。

トゥマポス軍曹は、バイカーたちが“Breakfast Ride”を始めたことに感謝していると述べた。「我々には何のサポートがないと思っていたが、一般市民が我々をサポートしてくれることをうれしく思います。この唱導が継続され、より多くのバイカーが参加することを望みます」氏は、闘争が始まる数週間前の5月3日にマラウィに配置された。 9月13日、氏の小隊がモスクの周辺を警備中に、対戦車擲弾の破片が氏のひざに当たった。

オートバイ愛好家であり、ミンダナオのオートバイディーラー長ラクソン氏は、「MCBBCは、マラウィの兵士たちについての自主制作映画を計画をしています」と述べた。 “Breakfast Ride”で集まった資金の一部は、この映画製作のために使われる。 ラクソン氏はまたこうも話した。「映画は、マラウィでの戦争について、そして兵士たちに焦点を当てます。映画では兵士たちの後遺症についても取り組む予定です」。