ダバオ市議会議員のアコスタ氏が委員長を務める、治安委員会は現在、市の政府軍兵士や警察の制服の使用に規制をかける条例を起草しようとしているとのこと。アコスタ氏によると、治安委員会の提案により、条項994、または制服の規制は、仕組みを統一化し、制服等の所有品にはラベルをつけ、異なった治安部隊の制服を市内で売るというものだとのこと。これには、警察、軍、ダバオ機動隊、沿岸警備隊、交通監視員などが含まれる。無許可の制服は時々、犯罪や脅迫に使われるとのこと。
無許可で軍と警察の制服とその装身具を使用することは、改訂刑法179条項により禁止されており、また共和国法493により着用、使用、製造、そして兵士や警察の記章、装飾、メダル、身分証明書を売ることが禁じられている。
フィリピン国家警察(PNP)とフィリピン国軍(AFP)の制服の使用を規制する法律はすでにあるが、提案した条例には、他の部隊をも含むが必要だとアコスタ氏は説明し、「条例は、既存のポリシーやPNPやAFPのような仕組みのない、他の治安部隊とのギャップを埋めるものです。条例が制定されれば、すべての部隊が同じ仕組みの下となります」と話した。
氏は、「許可をされた人だけが制服を着用でき、認可を受けた仕立て屋で買うことができる」と述べ、「私は、仕立て屋に強く言いたい。認可を受けていないのであれば、あなたがたは制服、特に警察や軍などの制服を作ることは許可されおらず、処罰の対象になる。また、無許可の人間が買うことも、その者が処罰の対象となる」と付け加えた。