12月19日(火)、陸運管理委員会(以下、LTFRB)は、ダウンタウンエリアより遠い場所へ行く客を乗車拒否する、ダバオのすべてのタクシードライバーに対し、警告を発した。「乗客に対しそのような態度をとるのであれば、それなりの処罰が与えられることになります。私達はすべてのドライバーを監視します」と、LTFRBの広報兼役員メンバーである、リザダ弁護士は、インタビューにて語った。
タクシーは公共車両であり、それゆえドライバーは公共サービスに従事していることから、不当な料金の要求や乗車拒否は厳重な処罰の対象となることを氏は主張し、「公共車両のドライバーでいたくなければ、誰もそうであれとは強要しません。他に仕事を見つけたほうがいいでしょう」と述べた。また、「特にクリスマスが近づいているこの時期、人々がクリスマスショッピングで忙しい中で、我々は人員を配置し、タクシードライバーの監視に務めます」。「クリスマスシーズンという楽しい時期を、タクシー運転手の態度により駄目にしないでほしい」と付け加えた。
タクシーオペレーターは、初回で5000ペソの罰金、2回目で10,000ペソ、3回目となると15,000ペソの罰金とタクシー営業資格の取り消しとなる。現在の法律ではタクシーオペレーターのみ罰することから、LTFRBは陸運局と連携し、ドライバーに厳しくペナルティーを科している。リザダ氏によると、タクシードライバーとしての資格に影響する罰則がないため、彼らは調子に乗ることがあるということ。