【News】フィリピン・ダバオ教育省、授業中スマホ使用を禁止ー教員も対象に段階的処分制度

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フィリピン教育省ダバオ地方事務所(以下DepEd-Davao)は、教育・学習環境の改善を目的として、授業時間中のモバイル電子機器の使用に関する規制を強化する。

DepEd-Davaoの報道官ジェニエリト・ドドン・アティリョ氏によると、教育省通達 第6号(2026年版)では、教室内における授業時間中の携帯電話などのモバイル電子機器の使用を禁止している。

DepEdは2026年3月24日に同命令を発出し、安全で集中しやすく、学習意欲を高める教育環境の実現を目指すとしている。

アティリョ氏は、5月6日にロイヤル・マンダヤ・ホテルで開かれた「ダバオ平和・治安記者会見」において、「『教室内』とは、授業や学習活動が実際に行われている時間帯、すなわち授業時間(インストラクショナル・ブロック)を指します」と説明した。

また、この方針は生徒だけでなく、授業時間中に電子機器を使用する教師や学校職員にも適用されると述べた。

さらに、授業中の集中を維持する重要性を徹底するため、違反した場合には懲戒を含む行政処分の対象となる可能性があるとした。

生徒に対しては以下の段階的な指導・懲戒制度が導入される予定。

  • 初回の違反:端末を一時的に没収し、授業終了後に返却する。また、教師はDepEdが用意した没収記録票を用いて事案を記録する。
  • 2回目の違反:端末は授業時間終了まで没収され、保護者または後見人へ通知が行われる。
  • 3回目以降の違反:没収された端末は校長室に引き渡され、保護者または後見人が直接受け取る必要があるほか、生徒には適切な懲戒処分が科される可能性がある。

一方でアティリョ氏は、DepEdとして、生徒の感情面・心理面に悪影響を及ぼすような過度に懲罰的な措置は支持していないと強調し、「懲戒措置はあくまで健全で教育的なものでなければならない」と述べた。

また、学校が授業開始前にすべての携帯端末を回収するわけではないことも明らかにした。

生徒および教師は携帯電話を学校へ持ち込むことは認められるが、授業時間中の使用は禁止される。ただし授業時間外での使用は可能である。

各学校は新学期開始前に、生徒や保護者、後見人に対して本方針の説明を行う予定である。

さらにアティリョ氏は、保護者に対して子どものデジタル機器の使用を適切に管理・監督するよう協力を求めた。

2026〜2027年度の新学期は2026年6月8日に開始し、2027年4月8日に終了する予定である。

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