不法貿易に対する全国的な取り締まり強化の一環として、内国歳入局(以下BIR)第19地方局(ダバオ地方)は2026年5月1日、動力船で輸送されていた違法タバコの摘発に成功した。
今回の作戦は、ナルシソ・T・ラグエルタ局長代行とアイリーン・A・プンザラン副局長代行の指揮のもと、地方捜査部門の職員が参加し、押収品に伴う推定脱税額および行政罰金は合計5億700万ペソに上る。
作戦は、東ミンダナオ海軍部隊(以下NFEM)傘下の海軍第71タスクフォース(NTF71)と、フィリピン国家警察(以下PNP)ダバオ地方海事ユニットによる共同パトロールから始まった。
当局はダバオ・オリエンタル州ガバナー・ヘネローソ沖で不審な動力船を発見し、標準的な停船命令に応じなかったことから、合同チームが立ち入り検査(VBSS)を実施した。
検査の結果、スールー州ホロを起点とみられる1,246箱の違法タバコが発見された。M/B Bukal号と特定された同船には、フィリピン人乗組員7人が乗船していた。今回の摘発は、改正内国歳入法および「共和国法第12022号(反農業経済妨害法)」への違反に該当し、物品税や付加価値税、健康警告表示規定などにも抵触する。
摘発後、NFEM、PNPダバオ地方海事ユニット、ダバオ市警察第4署、およびBIR第19地方局の合同チームが押収品の荷揚げと在庫確認を実施し、違法タバコは適切な処分のためBIRに引き渡された。乗組員は起訴手続きのため警察の監視下に置かれている。
今回の作戦の成功は、不法タバコ取引に対するBIRと関係機関の強い取り組みを示すものである。当局は政府収入の保護と適正課税の徹底を目指しており、密輸対策を通じて全国的な納税義務の履行強化を進めている。
フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の指導の下、BIRは「Bagong Pilipinas(バゴン・ピリピナス:新しいフィリピン)」構想の推進に取り組んでおり、効率的かつ透明性の高い公共サービスを通じて収益基盤を強化し、投資家の信頼向上と持続的な経済成長の実現を目指している。






