ダバオ地方警察署(以下PRO XI)は、ダバオ地方全域における警備体制を強化した。これは、ミンダナオ島の一部地域におけるテロの脅威を理由にオーストラリア政府が渡航勧告を発出したことを受けた措置である。
一方で警察は、この警告にもかかわらず、ダバオ地方は「概ね平穏で安定しており、安全な状態にある」と強調している。現時点で同地域において具体的な脅威は確認されていない。
フィリピン国家警察(以下PNP)のホセ・メレンシオ・ナルタテス・ジュニア長官の指示に基づき、PRO XIでは追加人員を配備し、警察の存在感を高める「視認性の強化」と先制的な治安維持活動を継続している。
レオン・ビクター・Z・ロセテ准将は、ターミナルや港湾の監視を強化したと述べたほか、商業施設や観光地での監視活動も進めていると説明した。
また警察は、フィリピン軍および地方自治体との連携も強化している。PNPは、外国政府による渡航勧告は自国民向けの予防的措置であると認識する一方で、PRO XIとしてはその情報を極めて重要なものとして受け止めている。
ロセテ准将は、「ダバオ地方は引き続き平和である。警察は地域社会の安全を守るため、24時間体制で活動している」と述べ、市民に安心を呼びかけた。
警察当局は、不審な活動や人物を発見した場合には、最寄りの警察署または公式ホットラインへ通報するよう市民に呼びかけている。これは地域の平和と秩序を維持するための措置である。






